2本目の制作となるスネークスキンギターのヘビ皮は数年前に用意していた。
前回のビルマニシキヘビの皮(Warren Modelはこのヘビ皮)を使用したが、ビルマニシキヘビ6〜7mくらいまで成長するらしいが、せいぜい3m前後のものしかなく、1枚貼りするには幅が32cmはないと無理(前回もセンター合わせの2枚貼り)
今回使用するのはダイヤモンドパイソンだが、こちらも3m程度しかないので、幅が足りないためセンターで2枚貼り合わせとなる。
1枚貼りするならかなり成長した大蛇でないと......
Charvelの80〜90年代初頭のトラディショナルなボディが見つからず、近そうな他社を含めたディンキーボディを5体集めたが、他社の物は微妙にサイズが違い、ようやく納得のいくボディを入手できた。
この微妙な違いで求める雰囲気が全く違ってくる。
オーダーでボディが作れるくらいの出費をしてしまったが、内2本のCharvel製ボディのみ使えるレベルだが、未加工ではどれも使えない。
昔のスタンダードなディンキーボディはもはやレアアイテム化している。
オークションでも中々出てこない。
基本24フレット用は除外して、22フレット仕様で大きな違いはホーンの長さで、ネックポケットの最後尾までボデイがあり、17フレット辺りから出ているものが、昔ながらのCharvelディンキーの一つのポイントと分かった。
ホーン部分を長くスタイリッシュにするために、ネックポケット最終尾の10mm程度手前ででボディをカットしており、そのため18フレット辺りからホーンの付け根となっているものが多い。
あとはブリッジからセンターのストラップピンにかけて長い(フェルナンデス)、逆に短い(アリア)等、入手したボディで言えばこのような違いがあった。
Charvelディンキーボディは、一般的なフェンダーストラトキャスターの外周を均一にカットして小ぶりにしたものと勝手に思っているが、そのバランスが一番良いと個人的に思っていて、カスタムする上で妥協できない拘りの部分でもある。
今回使用するボディは、1989年製のCharvelディンキー、フロントPUがスラントしているのと、ブリッジのザクりがフロイドローズオリジナルより小さい物が搭載されていたようで、スタッドの位置も若干狭い。
何故かネックポケットがヘッド側にかけて下がってザクられている。
要するにシムを噛ませた仕様(初めて見た)、この4点は加工が必要であるが、ボディの形状は完璧。
早速、スタッドの穴埋めと、フロントPUの位置確認を行い、ヒートガンで塗装を剥いだ。
ヒートガンで塗装を剥がし、研磨途中。
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