モニターヘッドフォンは文字通り、モニターの為のヘッドフォンだが、音の調整やミックス以外、レコーデイング時はある程度の再生能力があればいいと個人的に思う。
レコーデイングは特に楽器を弾く場合に、ヘッドフォンのケーブルが邪魔になる。
そこである程度の再生精度のある、Bluetoothとケーブルのハイブリッドなものはないかと探していた。
で、こちらAKG K371-BT。
ケーブル使用時とBluetoothを比較すると、若干Bluetoothの方がレンジが狭くなる印象を受けるが、レコーデイング時のモニターなら気にならない程度。
プラスチックではなく、硬質な鋼材が使われていて、重くなるが安心して使用出来る。
ヘッド部分もレザーで高級感があり、所有欲が満たされる。
装着した感じは側圧もきつくも緩くもなく、ボーカルレコーデイング時は少し手を添える程度で十分密閉出来る。
Bluetoothの電源ボタンはスライド式で、長押しタイプより使用感は良い。
ケーブルコネクターはXLRだが、4PINタイプの為リケーブルは自作するしかないようだ。
ギターやマイクと同様、ケーブルの煩わしさから開放されるのは、非常にありがたい。
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