ギターエフェクターというのは、普遍的な機種も少なくその時代やそれぞれの環境などで、常に変化していくものであると私自身思うのであります。
個人的には、ギターを始めた頃、中古で譲ってもらったYAMAHAのアンプに繋いで出てきた音は、ただのクリーンサウンド。
当時、LAメタル(ヘアメタル、今ではクラッシクロック)全盛期。
ハードなディストーションサウンドが出ると思いきや....
無知故のあるあるですね。
次に当時大変好きだった"RATT"のウォーレン・デ・マルティーニ氏がマーシャルアンプに"BOSS OD-1"を繋いでいる情報を得て、楽器店で同機種を、確か7,000円弱で購入(今ではヴィンテージエフェクターだが)
さっそくYAMAHAのアンプに繋ぐも、大して歪まないし、この"オーバードライブ"って、そもそも何? と、なった訳です。
無知とは怖いですね。
こういう試行錯誤を得て、今に至るわけです(かなり省略しました)
コンパクト~マルチ~ラック~コンパクト~マルチ~と遍歴を経て、今はコンパクト+マルチとなる訳です。
その時々の環境によって左右されるわけで、一時はメンバーが自宅スタジオを所有していた頃は、スタックアンプにラックシステム。
スタジオがレンタルとなれば、スタックアンプをスタジオに預けるか、その都度持っていくかとなる。
私の場合は後者で、ほぼ自宅で適正音量は出せず、ライブに持って行ったのは僅か5回程度。
ここで書きたかった内容からずいぶん反れてしまったので、話しを戻します。
現在のエフェクトシステムは、私のエフェクト遍歴の中でも非常に小さな部類に入るかと思います。
生活環境に適している、年齢相応の体力に適している、年齢相応の集中力に適している等、そんな理由から組み込んだシステムと言えます。
接続順
①BOSS WL-60(ワイヤレスシステム)
②TC Electlonics Polytune3(バッファー/チューナ/ミュート)
③Xotic EP Booster(クリーンブースター 常時ON) / 18V駆動
④AMT WH-1(ワウペダル)
⑤BOSS MS-3(マルチエフェクト スイッチャー)
・LOOP
1.Ibanez TS-9DX(Keeley製)
2.Xotic SL Drive / 18V駆動
3.Friedman BE-OD / 18V駆動
④Janction Box(AMP OUTのみ) / モーメンタリーフットスイッチ(MS-3のパッチ切り換え)
これだけと言えばこれだけですが、アマチュアで活動するのであれば十分ではないかと。
個別のエフェクターについては、それなりの拘りを持ってチョイスし、BOSS MS-3については、十分満足はしていませんが、最小限の組み合わせには他に選択肢もないかと思います。
エフェクターボードって見た目も大事だと思うのですが.....
ボード内に収まってれば良いって感じの方もいますよね。
良し悪しではないのですが、私は性格上綺麗にまとめていたい派です。
配置のバランス、ケーブルの低露出、使い易さ(踏みやすさ)等。
接続順と画像を比べてもらうとわかりやすいのですが、一部は接続順にあえて揃わせてなく、見た目のバランスを重視する所、踏みやすさを重視する所等、意図した配置にしてます。
LOOP等は分かりやすいように、接続順に配置しています。
接続順でないとパッチケーブルが長くなってサウンドがロスするのでは?
という意見もあるかも知れませんが、私の中ではたいした長さではないので、音質への影響は正直わかるレベルではないかと思います。
これまでの中で一番満足できたのは、Fractal AxeⅡを使用していた時のシステムが良かったです。と携帯性のバランスが良かったかも?
ただ、システムの重量が50Kgと携帯性には優れてませんでしたね。高額な機材という事で、+αそれなりの金額もかかりましたし、音質と携帯性の両立は妥協の上に成り立つものかと感じます。
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